合気道を稽古する人のほとんどは、社会人になってから合気道に出会います。
稽古を始める年齢や、それまでの運動・スポーツ経験等もそれぞれですが、合気道の上達にはそれほど関係がないように見受けられます。
勝敗や成績を競うスポーツが苦手でも、合気道には向いている。そんな方も、多くおられるようです。
また、合気道には、指導者や道場によって、大切にする部分や稽古内容が異なるという特徴があります。そのため、これまでの経験がかえって邪魔になるということも起こりえます(特に、悪い癖として定着している場合など)。
一方、未経験者は、合気道に対する固定観念や悪い癖が付いておらず、まっさらな状態で稽古を始めることができます。これは1つの強みとも言えます。